Bindows™ は堅固でかつセキュアなリッチインターネットアプリケーションを開発するためのソフトウェア開発キット (SDK) です。Bindows™ は非常に豊富な GUI コンポーネントを提供していますが、単なるウィジェットのコレクションではなくコンポーネントのフレームワークを提供します。また、サーバインタラクションのための豊富なメソッドを使用して、XML-RPC や SOAP ベースのウェブ・サービスと交信するアプリケーションを開発することができます。
Bindows™ はリッチなクライアントアプリケーションの開発で必要とされる高度で洗練された GUI コンポーネントをアプリケーションプログラマに提供します。プログラマは、これらのビルトインコンポーネントのオブジェクトを作成して、いくつかのプロパティを割り当てるだけでアプリケーションの主要な GUI コンポーネントを作成することができます。Bindows™ は標準で以下のような GUI コンポーネントを提供します。プログラマはこれらの標準的なコンポーネントを拡張してカスタマイズしたコンポーネントを作成したり、複数のコンポーネントを組み合わせた新しいコンポーネントを作成することもできます。

Bindows™ はプログラミング言語として JavaScript を採用していますので、JavaScript コードを使用して GUI コンポーネントをレイアウトすることもできますが、コードを使用したレイアウトはコードを複雑にさせ、エラーが起きやすく、再利用を難しくさせ、それにより保守が困難になるという欠点があります。Bindows™ はこうした問題に対する回答として Bindows™ マークアップをプログラマに提供します。Bindows™ マークアップは、コンポーネントのレイアウトやプロパティの設定を XML ベースのマックアップ言語で記述することを可能にします。XML 要素、属性として定義されたコンポーネントの各部分は作成されたアプリケーションの実行時に Bindows™ によって JavaScript に翻訳されます。Bindows™ マークアップは XML ベースのマークアップ言語ですので、プログラマが新しいマークアップ言語を習得する必要はありません。

Bindows™ プログラミングは多くの開発環境と同様にオブジェクト指向ですので、オブジェクトの使用が最も基本的な特徴です。Bindows™ アプリケーションはBindows™ が標準で提供するビルトインコンポーネントとプログラマが作成するカスタムオブジェクトの組み合わせになります。Bindows™ はクラスツリーにあるように多くのビルトインコンポーネントをプログラマに提供します。これらのコンポーネントは直接、または新しいカスタムコンポーネントを作成することによってオブジェクトとして使用することができます。

Bindows™ がサーバと交信して取得できるデータの形式には制限がありません。Bindows™ はサーバからのプレーンなテキストデータ、または XML 形式のデータをローディングするための基本的なメソッドに加えて、XML-RPC や SOAP ベースのウェブ・サービスとインタラクションする高度な方法も提供します。また、より少ない労力でウェブ・サービスを利用するアプリケーションを構築するために、利用したいウェブ・サービスに対応したクラスを自動作成するユーティリティも提供しています。


Bindows™ はサーバ、クライアント、ハードウェア、ソフトウェア、国、言語などに対する非常に高い非依存性を持っていますので、クロス・ブラウザ、クロス・プラットフォームでの開発と運用が大変容易にできます。また、サーバに依存しないアーキテクチャですので、既存のリソースを利用してまったく新しいサービスをユーザに提供することが可能です。
Bindows™ は当初から国際化されたアプリケーションの作成を前提に開発されています。ユニコードサポートはもとより、すべてのコンポーネントは国や言語に依存しないようにデザインされています。右から左方向に記述するような言語にもさえ対応しています。また、別の言語へのアプリケーションのローカライズ、マルチ言語アプリケーションに必要な各言語のリソースを管理するリソースマネージャを使用することにより非常に容易にアプリケーションを国際化する事ができます。国際化が要求される標準コンポーネント、たとえばカレンダーコンポーネントでは、デフォルトでいくつかの言語に対応していますが、プログラマが任意の言語のリソースを新しく追加することができます。同様にしてユーザのアプリケーションに特有なリソースも各言語別に作成することでアプリケーションロジックに依存せずにアプリケーションの国際化が可能です。